TeXのお勉強①

数式コマンド群①

1.分数式 \frac{a}{b}

a/b・・・\frac の直後に、{分子}{分母} と入力する。当然、[tex と、コロン、]とでくくる。

\displaystyle \frac{a}{b}

\displaystyle \frac{a}{\frac{b}{c}}

文中で少し大きめのくっきりとした数式を表現できる。

 

疑問1.別行立てで、行の中辺りに数式のみで大きく表示する入力方法が分からない。

 

2.上付き文字a^b

a^b・・・^の前後に、底(^の左側)、指数(^の右側)を書く。もし、底や指数が複雑な場合は、その複雑な底・指数を中括弧{}で括ると、綺麗に表示される事が多い。当然、[tex と、コロン、]とでくくる。命令コマンドの前に、バックスラッシュ\が不要なのが注意ポイント。数式入力環境の無い(スマホ・ケータイ・ブログ)における、^の使い方とほぼ同じ。

\displaystyle a^b

\displaystyle a^{b^c}

 

文中で少し大きめのくっきりとした数式を表現できる。

 

疑問1.(2回目)別行立てで、行の中辺りに数式のみで大きく表示する入力方法が分からない。

 疑問2.texの入力コマンドをそのまま表示しているように見えるサイトが沢山あるが、これらはどのように入力しているのだろうか。私は、入力するとそのまま数式に変換されてしまう。

 

3.下付き文字a_b

a_b・・・アンダーバー_の左側にaを、右側にbを書く。もし、aやbが複雑な場合は、その複雑な底・指数を中括弧{}で括ると、綺麗に表示される事が多い。当然、[tex と、コロン、]とでくくる。命令コマンドの前に、バックスラッシュ\が不要なのが注意ポイント。数式入力環境の無い(スマホ・ケータイ・ブログ)における、_の使い方とほぼ同じ。

\displaystyle a_b

\displaystyle a_{b_c}

 

4.上付き文字と下付き文字との組合せ

\displaystyle a^{b_c}

\displaystyle {a_b}^c

 

5.積分\int, \int_a^b不定積分・定積分

∫・・・\int

∫+(下端)+(上端)・・・\int_{下端}^{上端}。つまり、\intの直後に,アンダーバー_の直後に中括弧{}で括って下端を書き, それらの直後に^の直後に中括弧{}で括って上端を書く。

ちょっと変な形だが、

∫+(下端のみ)・・・\int_{a}・・・\int_{下端}^{上端}。つまり、\intの直後に,アンダーバー_の直後に中括弧{}で括って下端のみを書く。

∫+(上端のみ)・・・\int^{b}・・・\int_{下端}^{上端}。つまり、\intの直後に,^の直後に中括弧{}で括って上端のみを書く。

 

6.上付き文字・下付き文字と定積分

∫+(下端下付き文字)+(上端上付き文字)・・・\int_{a_b}^{c^d}

 

7.白抜き文字(固有名詞化した集合記号)

自然数全体からなる集合\mathbb{N}・・・\mathbb の直後に中括弧{}で括って、

大文字のアルファベットNを入力。

②整数全体からなる集合\mathbb{Z}・・・\mathbb の直後に中括弧{}で括って、

大文字のアルファベットZを入力。

有理数全体からなる集合\mathbb{Q}・・・\mathbb の直後に中括弧{}で括って、

大文字のアルファベットQを入力。

④実数全体からなる集合\mathbb{R}・・・\mathbb の直後に中括弧{}で括って、

大文字のアルファベットRを入力。

複素数全体からなる集合\mathbb{C}・・・\mathbb の直後に中括弧{}で括って、

大文字のアルファベットCを入力。

 

ちょっと変な形だが、

\mathbb{a}・・・あ、小文字はaのままなんですね。

\mathbb{ab}・・・ab。

\mathbb{abc}・・・bc。

\mathbb{A}・・・コマンド\mathbbの直後の中括弧{}内にAと入力。

\mathbb{AB}・・・コマンド\mathbbの直後の中括弧{}内にABと入力。

\mathbb{ABC}・・・コマンド\mathbbの直後の中括弧{}内にABCと入力。

 

8.指数関数・対数関数・三角関数・逆三角関数

①指数関数\exp{(x)}, 2^x・・・\expの直後の中括弧{}内に、x(指数部分)を入力する。厳密には、中括弧{}内に、(x)を入力している。小括弧()を省略する(入力しない)と、\exp{x} となる。

或いは、^の左側に底(2)を、^の右側に指数(x)を入力する。

 

②対数関数\log x, \log(x), \log_{a} b, \log_{a} (b)・・・それぞれ、\log

の直後に,  半角スペース+x, 半角スペース+(x), アンダーライン_の直後に中括弧{}で括ってa+半角スペースb,  アンダーライン_の直後に中括弧{}で括ってa+小括弧()で括ってb。

 

私が間違えた入力シリーズ。

a. [tex: の直後,logの直前にバックスラッシュ\を忘れた場合。

log x, log(x), log_{a} b, log_{a} (b)

b. 底の入力部分の直前にアンダーライン_を忘れた場合。

[\tex:\log{a} b], [\tex:\log{a} (b)]

c.aとb両方やってしまった場合。

log x, log(x), log{a} b, log{a} (b)

入力コマンド:\log{底} {真数}

 

三角関数\cos {x}, \sin {x}, \tan {x}, \cos {(x)}, \sin {(x)}, \tan {(x)}

・・・それぞれ,\cos {x}, \sin {x}, \tan {x}, \cos {(x)}, \sin {(x)}, \tan {(x)} と入力。

入力コマンド: \cos {変数},\sin {変数},\tan {変数}

 

④逆三角関数\arccos {(x)}, \arcsin {(x)}, \arctan {(x)}, \cos^{-1} {(x)}, \sin^{-1} {(x)}, \tan^{-1} {(x)}\mathrm{Arccos} (x), \mathrm{Arcsin} {x}, \mathrm{Arctan} {x}

 

 

181111 15:47 途中だが、ここまで。

点,っとなどの基本的で細かいものもまとめたい。